パニックライダーの非常口

パニックディスオーダーとバイク趣味と…

DRZ400SMでオフ初心者のクセに林道行ってみた

今回も調子に乗って林道に行って来ましたよ。

前日の夜、珍しくWR乗りの方から連絡が来て、
「明日は仕事休みぃ?」…と。
午前中は病院行くので午後からと返事しただけで、この時点でバイクに乗るとも、林道行くとも決まって無かったんですが、可能性大と思いサスペンションのセッティングを標準より5ノッチほど下げ、とりあえずの林道セッティングにしてみました。空気圧も下げるべきだったんでしょうけど、一気に全部やっても後で比較にならないので今回は見送ることに…(ただこれが後で悲劇を生むことになるとは…)。

で、小用を済ませ、待ち合わせ場所に向かいますが、乗った感じ今までも柔らか目のセッティングだった為そんなに違いがなく、信号とかでブレーキング時のノーズダイブが若干大きくなった位ですかね。正直町乗りでは分かりません(←こんなんで大丈夫か?)。


WR氏は本当は普通のツーリングに行く予定だったみたいですが、林道セッティングの話をしたせいか、はたまた血が騒いだのか、クソ生意気にリンドーとかほざいているコワッパにオフロードの恐ろしさを叩き込む……かなぁ(←多分これ)。

という事で行きます。
今回はサスペンションがいい仕事してるのか、前回のデビュー戦で慣れたのか、調子ブッこいてるのか(自分の中では)調子よく進みますね。
しかーし、だんだんと路面がガレてきます、前後のタイヤがバンバンとドリブルし、ハンドルも左右に振れリアも左右に振れ出す始末。制御不能になりつつも緩やかに登りになりアクセルを閉める事なく、「こりゃ転けるな」と他人事のように思った瞬間、

ピヨーン

あれ…、と思ったら草の上で仰向けに寝て笑ってました 笑
転ける時って一瞬ですよね?
辺りにガソリン臭が漂い、これはしばらくエンジン掛からんなと思いWR号が引き返して来るのを待ちます。そう言えば前回WR氏から、ガレ場では空気圧下げてた方が良いって言われてましたね。今回サスペンションはいじったけど空気は標準のままだったからなぁ。どうりで跳ねる跳ねる。また一つ勉強になりました。

体も精神もキズつく事なく、バイクもハンドガードが傷ついた位で大丈夫でしたね。

「さすがオフ車だ、なんともないぜ!」(←分かるかなぁ、オタクな名言…笑)
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気を取り直して次のコースへ
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そしてまた次のコース
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鉄塔が間近で見れたので…
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梅雨なのに青空がキレイ

今回は心理的に多少余裕ができたのか色々学ぶ事がありましたね。

  • 目線。路面を気にするあまり近くばかり見て、次のコーナーへの組み立てがなっていない。よって行き当たりばったりなラインどりや対処の遅れ。
  • コーナーではY字バランス? Uターンするときのようなアウト側の腕を大きく上げると言うか、とにかくスピードが出せないし、シートの角に乗ってリーンアウトとか足だしとか出来ない身分ではこれが一番乗りやすい。
  • リアブレーキ主体で。フロントが使えないことは素人でも分かる事ですが、スピード調整でアクセルオフや半クラを使うとギクシャクするのでリアブレーキで調整したら意外といいかなと。下りで強めに踏んでもリアがロックする事なく意外と使えるなと。
  • ハンドルのホールドは路面による? フロントが暴れたりするので無意識に腕に力が入っていたんですが、それだとコーナーで曲がれないし第一疲れる。それで意識的に力を抜くようにしてみました。その方が多少振れても対処が出来そうな気がしましたね。
  • 柔らかいセッティングは舗装区画の急な下りのコーナーで腰砕け感がある。今回の様な柔らかいセッティングは初めてなんで、今までの様なツッコミはラインが膨らむのでダメですね。

…とまぁこんな感じですかね。他にも色々あったんですけど忘れました。歳ですね。

今回も、砂利道にガレ場、薮、クレバス状の縦溝、落ち葉の中の大きな石、穴…等々、本当に初心者コースかと思わせるコースでしたが、なんとか無事に走破でき達成感はありましたね。次回はどうなることやら…。オフロードはかなり奥が深い事がつくづく思い知らされましたよ。

…。しかし彼は本当にコワッパにオフの恐ろしさを叩き込みたいんでしょうねぇ 笑
次も無事を祈ります。