ジムニー 意外な所からのミッションオイル漏れ JB23
私のジムニー、中古で買った時からミッションオイルが漏れていたんですよ。
年式や走行距離からすれば仕方のないところではありますがね、漏れてる量が大して多くなさそうでしたので、だましだまし乗れてはいました。
フレーム(赤○)の上側にありますプロペラシャフトの回転で、広範囲にオイルが飛び散っていましたね。
ここのプロペラシャフトのジョイントの内側や周りに、かなりのオイルが付着していた様な…?
ミッションのシール側よりオイルが垂れてきたら、ここに付着し難いような気がしないでも…?
この時点ではミッションのプロペラシャフト側のオイルシールからの漏れしか考えませんでしたので、ショップでエンジンを降ろす機会がありましたついでにミッションも降ろしてもらい、オイルシールを換えてもらいましたよ。
取り外したオイルシールを見せてもらったところ、それなりに傷んでいたので、新品交換で直ったと思っていたのですがねぇ…。
直っていないじゃないですかっ!!
ショップに相談しましたところ、シフトコントロールシャフトがミッションに刺さる部分のシールでは?
とおっしゃるので、またミッションを降ろす事となりましたよ…。
多少の疑問もありましたが、他に考えられる箇所もなく、これでもう大丈夫だろうと思われましたが、やはり直っていないんですよねぇ…。
もう一度ミッション降ろして原因究明となりそうでしたが、ネット情報でプロペラシャフトのスプライン穴の裏側から漏れる事があるらしいと…。
これですよ!!
前述のオイルの付着箇所から考えても納得がいきますし、プロペラシャフトに付着する様なオイル漏れの箇所が、ミッションにもうないですしね。
矢印部分から漏れているようですね。クラックが入っているのでしょうかね?
という事で、この漏れている部分を塞ぐ方法をイロイロと考えましたが、ジョイント部のベアリングの劣化や、オイルが漏れる様なクラック等が入っていたりすれば強度的にも落ちていることも考えられるので、走行4万kmの中古品が運良く手に入った事もあり交換しましたよ。
因みに取り外したシャフトのスプライン穴に灯油を入れてみたら、やはり裏側から漏れてきました。
このスプライン穴部分はオイルシールの内側になりますので、シールを新品に交換しても関係無かったと言う事ですか…。
今の所、完全(?)に漏れは無くなりましたが、走行距離が伸びると、また微妙なクラックが入ったりして、同じ様な症状が出るかもしれませんねぇ。
ネットでは同様の症状は1件しか見つける事ができなかったんですが、年式等でなりやすいモデルもあるのか、走行距離がある程度伸びるとなりやすいのか、もしかしたら対策品に変わっているのか、詳細は分かりませんでした。