パニックライダーの非常口

パニックディスオーダーとバイク趣味と…

ジムニー オイルキャッチタンク付けてみた JB23

以前、ジムニーにオイルキャッチタンクを

空き缶で自作しましたが、

夏場なのにオイルよりも水が異常に溜まるという

現象が起きてましてねぇ…。

 

panicrider.hatenablog.jp

 

ブローバイガスが多いのは分かりますが、

圧縮を測ったら問題なくありますので、

ピストンリングの吹き抜けだけが問題とも思えず、

キャッチタンクの冷えすぎを考えて

(ブローバイガス中の水蒸気が冷えて水が溜まる)、

試しにタンクにタオルをぐるぐる巻きにして

しばらく様子をみてみたところ、

溜まる水の量は半減していましたよ。

 

そこで、空き缶では見た目が

あまり良ろしくありませんし、

車検等の問題もありますので、

ちゃんとしたモノ(?)を買って付けたら、

少しは変化もあるかもしれないと…

(あるわけないか…)。

 

某ネット通販で購入しました。

 

内容物はこの様になっておりました。
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ニップルが3種類、スチールウール、シールテープ、

ホース、ホースバンド、ディップスティック、

タンク容量は計量カップで計ったら200mlでしたよ。

そして、思ったより重いですねぇ…。

 

 

タンクは上下に分割でき、上部を車体に固定。

下部に溜まった廃液は分割して外し、

捨てる構造ですね。

 

タンク上部裏側はこんな感じです。
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イン側のパンチングメッシュの部分で、

オイルをキャッチする構造ですね。

回したら外れますよ。

 

レビューでも書かれておりましたが、

加工時のバリがありますね。

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こんなバリのクズみたいなものが出てきました。
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本体のバリはヤスリやカッターで削り、

各部を入念に水洗いしましたよ。

 

車体への取り付けステーの角が鋭利なので、

タンク下部を捻って取り付ける時に

キズがついてしまいますので、

こちらもヤスリで削りました。
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取り付け場所はずいぶん悩みましたが、

ちょうどこの位置のボディ壁面に

ネジ穴があったので、そこに固定しましたよ。

(付属のホースはサイズが合わずに使えませんでした…)
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あまりエンジンから離しても、

長いホース内で冷えすぎると思えますが、

場所的に良い所が無いので…。

 

ボルト1つで留めているのと、

本体のステーがアルミの片持ちなので、

振動で折れたりするのを考慮しまして、

間に厚めのゴム板を噛ましました。
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その後、約50km走行してみましたが、

やはり水は約30~40ml位溜まってますね。

 

画像ではフラッシュの加減で分かりにくいですが、

透明な水がほとんどで、容器内側と底部に

乳化したオイルがべっとりと付着していますよ…涙
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製品自体は安かったし、文句はありませんが、

残念ながら、私のジムニーポンコツエンジンでは

容量が足りなかったようですねぇ…。

またタオル等で断熱(保温?)してみたら

いいかもしれませんが…。

 

結局、空き缶だろうと既製品だろうと

水が発生する現象は変わらないようです。

ブローバイガスだけで

こんなに水分が出るものか分かりませんが、

もしかしたら排気側のバルブガイドが傷んで

そこからもガスが

ヘッド側に抜けているのかもしれません

(因みにオイル下がりは確定しています…)

 

いい加減、オーバーホールを考えないと

いけませんねぇ。