過走行DRZのバルブクリアランス測定とプラグ交換 DRZ400SM
久しぶりにバイクに乗ったら、
なんか調子悪いとか、
以前とはなんか違うとかありませんか?
うちのDRZも最近全然乗ってあげてなくて、
乗る度にバッテリーが弱っている状況ですよ。
先日、久々に乗ったらどうも調子悪くてですね、
症状としては…
- アイドリング時に時々変な音
- パワーダウン
- アフターファイアがパンパン言う
- メカノイズが大きくなった?
- カチカチ音が気になる
…と、まぁこんな感じですよ。
走行距離も7万kmを超えると
色々と心配になってきますよねぇ…。
とりあえず怪しいのは、
4年以上換えていないプラグ。
ちょっと黒いようですが、
以前のキャブセッティングのときは普通の焼け色だったはずなので、
燃調が狂ってきているのか(エアクリも洗ってないし…)、
通常あまり良い火花が飛んでいなかったとかもあるのかもしれませんねぇ?
プラグは単気筒では生命線、
交換効果も体感できるので、
こまめに換えるべきですが…。
本当はプラグ交換のついでに
圧縮圧力も計りたかったのですが、
DRZに合うサイズのアダプターが
手持ちに無かったので今回は見送りました…残念。
タンク外したついでにバルブクリアランスも
見てみましょう。
締め付けトルク2kg未満が計れる
トルクレンチがありませんでしたので、
ヘッドカバーを開ける前に、
ボルトにマーキングしましたよ(別にやらなくても良かった…)。
ヘッドカバーがちょっとだけ引っ掛かって
上手く外れそうにないので、
ラジエーターファンをずらしました。
取り付けボルトは、
右側のボルトは外さず緩めるだけで、
他2本を外し、左に動かせばクリアランスはできます。
右側はホーンステーを外しましたよ。
邪魔な配線や配管をヒモで固定です。
ヘッドカバー裏側はこんな感じですね。
多少焼けみたいな色がありますが、
まぁきれいな方でしょうかね?
ジェネレーターのカバーを外して、
17mmのソケットでクランクを回して、
カムを動かして…
カムスプロケの矢印を合わせてると、
両カムが外を向くので
シックネスゲージで点検します。
ホムセンの600円位の安物ですが、
組み合わせ次第でなんとかなりますね。
カムチェーンの弛みも…。
でもこんな所見てみても意味は無いですかねぇ…?
チェーンアジャスターが
ちゃんと機能している事が分かれば
とりあえず良いでしょう。
では、お待ちかねの計測値ですが、
EX:左0.22 右0.21 (基準値0.20〜0.30)
IN:左0.17 右0.15 (基準値0.10〜0.20)
どうでしょうか、こんなものなんでしょうかねぇ?
走行距離7万キロオーバーの
シングルエンジンとしては、
意外と基準値内に入っていて安心しましたよ。
クリアランスはカムやタペット、
シム等の磨耗で開いていくのか、
それともバルブの当たり面の磨耗で
狭くなっていくのか、
またその両方で辻褄が合うのかわかりませんが、
個体特性や乗り方、
オイル管理でも変わってくるのかもしれませんねぇ…。
とりあえず、プラグ交換で上記症状の
アイドリング時の異音やパワーダウン、
アフターのパンパン音は解消しましたが、
エンジンのメカノイズやカチカチ音は
そろそろオイル交換の時期なので
交換したら多少改善するかもしれません。
経過観察にしますかね。
スポーツスター オイルキャッチタンク自作 XL1200S
嫁のスポーツスター、今回はハーレーでよくあるブローバイガス対策ですよ。
中古で買った時から、前オーナー様のカスタムで、
大気開放タイプのブリーザーフィルターが付けてありましたが、
長距離とか走った後の、オイル成分が混じった液体の垂れがあり、
この様にキッチンペーパーを下に当てておかないと、
周りが走行風でベタベタになっておりましたよ。
黄色っぽいところは全てオイル分の液体が垂れた跡ですね。
リアシリンダーの下まで…。
クランクケース下の方まで垂れ落ちていますね。
というわけで、今回も自作でなんとかしたいと思います。
ホームセンターで9.5mm径のパイプと耐圧ホース、T字ジョイントを購入しました。
金額は全部で800円位だったでしょうか。
それと今回も廃材の椅子の脚を少々…。
椅子の廃材をキャッチタンクにするべく、上下に蓋を溶接し、
9.5mmのパイプ切って溶接して、イン側とアウト側のニップルにしました。
因みにドレン孔は面倒だったので作っていませんよ。
イン側のパイプの長さはキャッチタンクの半分位の深さまで差し込み、
なるべく液体と気体を分離できるようにしています。
取り付け場所は、走行風で冷えた方が分離効率が上がるのと、
あまり取り回しを長くしたくなかったので、
ダウンチューブ右側にしました。
こまめに廃液を捨てないといけないので、取り外ししやすいように、
マジックテープで巻いて止めていますよ。
とりあえず、この状態で仮組みしてみましたが、
戻り側のニップルがクランクケースギリギリでホースが付けれませんよ!!
色々と考えましたけど(戻り側のホース付けずにこのままで放置とか)、
取り付け場所は絶対に変えたくなかったもので…。
戻り側のニップルの位置と角度を変えましたよ。
それと、ブローバイガスの戻り側ですが、大気開放は車検の時にNGなのと、
エアクリーナーに戻して負圧で積極的に吸わせた方が循環が良いと思ったので、
今回エアクリとキャブの間に挟む、サンドイッチブロックを作りました。
(クルマのエンジンなんかは、ヘッドカバーにワンウェイバルブが付いていて、ブローバイガスはインマニに戻し、エアクリから新気を導入してヘッドの冷却やオイルの寿命を延ばす様にしていますが、ハーレーの場合はどうなんでしょうね? 回転数によってはブローバイガス排出経路から正圧がなくなって、結果的に空気を吸う場合もあるかもしれないと思い、エアクリに繋いでます。間違ってたらすみません。)
改良したキャッチタンクと、
真ん中はエアクリーナーへ戻すためのサンドイッチブロック
(MDF板にパイプを貫通させたもの)、
それとエアクリーナーエレメント用ガスケット。
ガスケットは、サンドイッチブロックを取り付ける際、
通常のボルトでは足りないため、六角のロングボルトに変えたのですか、
ボルトの頭が出てしまってエアクリーナーフィルターが密着しないため、
その隙間を埋めるために、厚めのゴムマットがあったのをカッターで切って作りましたよ。
ブロックを挟んでエアクリーナーを付けてみたところ。
1.2mm張り出していますね。ちょっと見た感じゴッツくなりましたか…。
因みに、エアフィルターとキャブの間にスペーサーを挟むと、
吸入効率が良くなると、どっかで読んだことがあったので、ちょっと効果があればいいですがね…。
今度はバッチリ収まりましたよ。
全体的な取り回しはこの様になりました。
ホースはエキパイ、クランクケースにギリギリ当たっていません。
なかなか、ハーレーらしくなくていいんじゃないでしょうかねぇ?
私はこのホースの色は、鮮やかなブルーにシルバーのメッシュが入っていて
気に入っているんですが、嫁に見せたらすごい剣幕で怒られましたよ。
*「やめて! こんなのはずかしい!!」
*「いやいや、差し色でいいと思うよぉ…?」
*「差し色は乗ってる私だけでいいからっ!!」
*「……。(絶句)」
何もステンメッシュホースとかでギラギラのハーレーらしくしなくても、
こっちの方が女性っぽくていい感じだと思うんですがね。
どうでしょう?
※嫁の運転で約100km走行してみて、排出された量は小さじ一杯位でしょうか?
今まで私が拝借してたときはかなり出てたんですけどねぇ…?
スポーツスター キャブ簡易セッティング XL1200S
嫁のスポーツスター、先日プラグ交換してから数百キロ走行したので、
どれ位焼け色が付いているか見てみました。
世の中には知らん方がいい事があります…。
やはり見てしまった以上、見なかった事にはできない性分なのですかね。
碍子が真っ白、電極はやや焼けてて、外周がくすぶっていましたよ…。
(写真撮ったんですが、ピンボケで使えませんでした)
少なくとも300kmは走っていると思えますので、
碍子は色がつきそうなものですがねぇ…。電極も焼けているし…。
外周がくすぶっているのは普段嫁が運転しているのでしょうがないとして、
中間以降が燃調薄いんでしょうね。
確かに中古で購入したときに、出足のトルク感こそあれど、
世間一般で言われているようなパワー感はそこまで感じず、
シングルプラグ化されていることからも、こんなものかと思っていたんですよ。
とりあえず、ミクスチャースクリューとジェットニードルのカサ上げで様子をみますかねぇ。
スポーツスターのキャブレターはシングルキャブってこともあり弄る箇所も少なく、
ブリーザーボルト二本で固定してあるだけといたって簡単な構造ですよ。
ウチのは、チョークワイヤーを外すのに、移設してあるコイルが邪魔で、
少し手間がかかりましたが…。
キャブのトップキャップを外した時にポロリとナットが落ちてきましたよ…。
元々キャブ周辺に引っかかっていたものか?
私は以前に無くした記憶はないので前オーナーのモノでしょう。
それともスライドピストンの中に重しとして入れてあったのでしょうか(笑)
タンクがピーナッツタンクなので、本来ならばキャブ本体を外さずとも、
ニードルのカサ上げ位ならば上からアクセスできそうなんですが、
スロットルワイヤーのブラケットが、トップキャップと共締めしてあり、
トップキャップのボルトを外してもブラケットをずらさないと、
キャップを外せない構造になっていました。
仕方なくキャブ本体を外して、ワイヤーのブラケットを外しましたよ。
このブラケットを留めてあるネジが+溝でナメやすく、固着していたので、
不本意ながらショックドライバーで外しましたよ。
次回からはレンチで外せる様にと、キャブ本体を外さずにアクセスできる様、
手持ちの六角ボルトに変えました。
で問題のニードルですが、ワッシャーでカサ上げしょうと思っていたのですが、
ラッキーな事に前オーナーが段数を変更できるタイプに交換してあったみたいで、
上から3段目を4段目に変更しました。
ダイノジェット組んであるのでしょうかねぇ。
サクションホールもバリが少し残っていたので、拡大してあるみたいです(3mm)。
やはり、ダイノジェットかなんか組んであったのでしょう。
時間があれば、メインジェットも確認してみたかったですね。
さて、ミクスチャースクリューの方も漏れずにメクラ蓋を外してあったので、
それなりに弄ってあったのは間違いないのですが、
現在のスクリューの戻し回転数を数え間違えてしまってデータが採れませんでした。
とりあえず、2と3/4位だったと思い、一旦全閉にしてからその量にセットしましたよ。
ではいつものテストコースで試乗してみますか。
まず普通にゼロ発進からなんですが、ちょっとワンテンポ遅れるような感じがありますね。
中間域も悪くはないですかね。若干トルクが増した感じはあります。
一度停まってドライバーでミクスチャーを1/4開け(3回転戻し)、
再走してみたところ、発進のワンテンポ遅れるような感じが無くなり、
そのまま中間開度までスムーズに加速していく感じでしょうか。
つながりが良くなったことと、エンブレも弱まった感があり、
スロットルのオンオフでギクシャク感が減ったことで、
コーナーの立ち上がりが楽しくなりましたよ。
それと急な登りでスロットルガバ開けしたときに、一瞬息つきすることが2回ありましたが、
その時だけの症状だったのと、急開せずに大き目に開けても普通に加速することから、濃い目というよりも加速ポンプの作動による急な燃料増量にエアが不足しているのかなと思いましたね。
エアクリーナーは洗浄はしましたが、まだ一度も交換していないので、
今度交換して様子をみてみますか。
ハイフロータイプに変えてみたらおもしろそうですねぇ。
帰ってから嫁に、なんか変わっているからとだけ伝えて乗ってもらいましたが、
帰ってから聞いてみたら、
*「なんか乗りやすくなった」
と言っていたので間違いないでしょう。
(気を使って言ったのではないはず…)
とりあえず今回は簡易的なセッティングですが、
今後プラグの焼け色とかをみて、全体的に煮詰めていったら面白いかもしれません。
多分しないですけどね。
スポーツスターの左右非対称のステップ位置を適正化するパーツを自作してみた XL1200S
嫁のスポーツスターなんですが、以前コカしたときに、
フロントスプロケットカバーにある、右ステップの根本を折ってしまいました。
(ノーマルのカバーは運が悪ければ、立ちゴケ程度でも折れるみたいですよ)
友人の職人さんに、有り合わせの材料でスプロケットカバーを作って頂いて、
嫁も私もスパルタンな感じが気に入っていたのですがねぇ…。
友人は壊れたカバーを参考にされただけで、実車と現物合わせして作られたわけでは無かったので(依頼時にカバーだけ持って行ったため)、
- ブレーキペダルがフルストロークでエキパイにちょっと干渉する
- ドライブベルトとのクリアランスは十分にあるが、ベルトに干渉した様な跡があった(多分ベルトテンショナー的なものが無いので、加減速やサスストローク等でベルトが振れて擦れた?)
- 嫁はスニーカーで乗るので、靴紐が巻き込まれないか心配
このワンオフのスプロケットカバーのステップ位置はノーマルとほぼ同じなんですが、
御覧なさい、この様にノーマル状態で左右ステップ位置が、
前後に約2cm、左右張り出しが約4.5cmも違いますよっ。
※前後についてはネット情報で。左右については情報がなく(2cm強?というのはあったが詳細不明)、実測しようにも元々アシンメトリーなバイクなので基準点が無く難しい。ダウンチューブから計測しても良かったが、エキパイが邪魔だったので、タンデムステップを基準とした。
高さも違うとの情報もあったが、信憑性が低そうだったので今回は無視した。
上記問題点を改善しつつ、ステップ位置の適正化を考えると、
一番簡単な方法は、壊れたノーマルカバーを使用しつつ、
新たにステップのホルダーみたいなモノを作って被せて付ける事でしょうかねぇ。
やってみますか…。
また今回も、裏庭に落ちていたサビサビの鉄板を使いますよ(厚さ2mm)。
ネジ穴の位置をマーキングして、だいたいで形を描いています。
上側のボルトが通る穴には、裏側からパイプを溶接してゲタを噛ませ、
嵩上げしてアールのついたノーマルカバーと共締め出来るようにしてますよ。
鉄板を台形に曲げてステップを取り付ける台座を溶接しました。
サビをある程度落として、わざわざプラサフまで塗りましたよ。
ある程度形になったので試しに車体に取り付けて、
ステップを仮付けして強度をテストしてみましたが、
なっ、なんですか、これは!?
ステップに上下左右と力を掛けてみると、台座の方はびくともしないんですが、
ベースのプレートの方が微妙にたわむんですよ。
これはいけませんねぇ…。
ということで気を取り直して、ベースのプレートだけ再利用することにし、
新しく作り直す事にしましたよ。
グラインダーで切り刻んだ時についた傷と、
下手で小汚い溶接痕を隠すためにわざわざパテ盛りしました。
さらに小傷や根が深いサビ跡を隠すため、厚めにプラサフを吹きましたよ。
そして艶っツヤに黒を吹きました。安い缶スプレーですけどね…。
なかなかいいんじゃないですかねぇ。
誰もサビサビの鉄板とは思いませんよ?
取り付けたらこんな感じですよ。
上部ボルトとブレーキマスターのボルトは、延長した分長さが足りませんので、
ホームセンターでロングボルトを新調しましたよ。
ノーマルの割れたステップ取り付け穴が見えてますけど、
そのうち金属パテで埋めておきましょうかね(多分しませんが…)。
今度のは成功みたいですねぇ。
前後左右に力いっぱいに動かしてもびくともしませんよ。
スタンディングでも大丈夫。
因みに、ステップ位置は前方向に2cm移動させ、
右方向にも2cm張り出しました。
本来ならば左右対称にするため、もっと右に出すべきでしょうが、
意外と見た目のバランスが悪かったのでほどほどにしときましたよ。
この位が妥協点でしょうか。
※ネット情報の2cm強はこういう事かも知れません。
見た目は目立たない様になるべく小さくしましたが、
強度は十分にありますよ。
ノーマルカバーの時よりはあると思いますが、コカしてみないと何とも言えませんがねぇ…。
でも、ノーマルは素材がアルミなんですが、こちらは鉄です。
最悪コカして曲がる事はあっても、折れる可能性は低いでしょう。
試乗してみましたが特に違和感はなく、ブレーキペダルの位置も自然だし、
角度も低くできるようになったので、踏みやすさは向上しましたね。
私はステップ荷重はしないのですが、通常使いでの荷重の掛けやすさも
良くなった様な気がしますよ。
さて、友人に作って頂いた旧カバーなのですが、
気に入ってはいるので、今回の自作で得たデータ(?)を元に、
問題点を改善した改バージョンでも作ってみたいものですねぇ。
その前に、今回のを友人に見られたら、
「勝手な事しやがって、
俺が作ったモンが気に入らねぇってのか!?」
…と、怒られそうですが…。
湿式エアクリーナーフィルター洗浄 DRZ400SM
DRZ400SMのエアクリーナーのフィルターなんですが、
前回新品に変えてから1回も洗って無い様な気がしますね。
もしかしたら3年位…。
いや、その間に1回は洗っているでしょう…多分…。
面倒だけど洗いますかね…。
そこそこ汚れていますねぇ。
中心の留め具が付く部分が本来の色でしょうか?
画像では分かり難いですが、小さな黒いゴミが全体に付いてます。
豚鼻を外しているので、一部だけ汚れているという感じはなく、
全体的に汚れている感じですか。
上の方はだいぶ油分が無くなっていますが、
下の方は重力で下がったオイルがこんなに残っていますよ。
では問題の洗浄方法ですが、本来ならば灯油を使うべきなのでしょうが、
灯油は廃棄が面倒なので使ったことはありませんよ。
そのままストーブに入れて燃やせればいいでしょうけど…。
と言う事で、いつも洗濯洗剤を使っていますね。
洗面器に洗剤をぬるま湯でといて洗ったのですがイマイチスッキリしませんよ。
油モノには食器用洗剤は効くのかもと思い、
後半は食器用洗剤でチャレンジしてみましたよ。
それでも完全に落ちたかと言えばどうなんでしょうかねぇ。
乾燥させている間にエアクリーナーボックスの中を拭き上げましょう。
乾燥させた後がこれですよ。
かなりキレイになり、ほとんど油分が無くなりました。
中心の色までには戻りませんでしたが…。まぁこんなもんでしょう。
後はビニール袋に入れて、新しいエンジンオイルを適量入れ、
よく馴染ませましょう。
今回は指で触れて、薄っすらオイルが付く程度にしときましたよ。
できれば、毎回洗うのが面倒だし、オフロードとか走る事も滅多に無いので、
このまま乾式フィルターとして使いたいのですが(キャブセッティングは別として)、
湿式用フィルターはオイル塗布を前提としていて目が粗いのでNGですよねぇ。
(今回クルマの社外乾式も一緒に洗ったので比べてみたんですが、見た目ではそんなのわかりませんがねぇ…)
あまり多すぎても、重力で下がったオイルが、
エアクリーナーボックス下の水抜き穴?(赤矢印)から排出され、
その下のスイングアームに溜まり(青矢印)、
走行時に垂れてリアタイヤに付着する恐れがあるので危険ですよ。
最初のうちはこまめにチェックしましょう。
さて効果の程ですが、中回転以上の吹け上がりが良くなりましたね。
まぁ当たり前ですが…。
でも、DRZはただでさえノーマルエアクリーナーボックスで
吸気が制限されているようなので、フィルターの詰まりは死活問題ですよ。
ワークマンのメカニックグローブはバイクで使えるか? モタード・オフロードバイクに似合うグローブはこれ?
今まで、夏用のバイクグローブとして、
アストロのメカニックグローブのカッコいいヤツを5年ほど愛用してきましたが、
そろそろ傷んできたので買い替えようと、ワークマンに行ってみましたよ。
そしたらありました! 私好みのヤツが!
どうでしょう?
私の愛車はDRZ400SMなんですが、
モタードやオフロードバイクにピッタリなデザインですよね?
ピンクのハデハデ…おまけにタランチュラ…(笑)
詳細はこのタグをご覧下さい。
私はLサイズでぴったりですよ。
お値段もなかなかでしょう?
ピンクのクモの巣柄でしょうか?
全体的に派手ですねぇ。
私はバイク乗ってる時はハデでも構いませんので気に入りましたよ。
手のひら側には、手の肉球(?)を保護するようにパッドが付いていますよ。
手の甲側にはクモの模様が入った厚手のゴムプレートが付いてますよ。
指にもピンクのゴムのプロテクターでしょうか?
衝撃には強いと思われますね。
指を曲げてみても、指のプロテクションがそれほど硬い印象はありませんね。
この辺は使い込むにつれてアタリが出てくるかもしれません。
さて、実際に乗ってみた感想ですが、
グリップを握ったときに、手の平側の肉球パッドが少し気になったんですが、
すぐに慣れましたよ。
あと私が一番拘る、グリップとの相性というか、
アクセルを開けた時に滑ったりしないかなんですが、問題無いレベルでしたね。
スマホも指をべったり画面につけたら反応しますが、軽いタッチでは反応しないですね。
スマホ対応でない様です。
まだ夏ではないので、通気性とかはなんとも言えませんが、
手の甲や、指の表側にゴムのプロテクターが付いているので若干悪いかもしれませんねぇ。
今のところ(気温20~25℃)快適に使えていますよ。
モタードやオフロードバイクの
ハデハデなジャージとかヘルメットとかに合うと思いますがいかがでしょう?
DRZ400SM 冷却水交換
最近は気温も上がり、昼間は夏の様な暖かさですよね。
夏になる前にバイクの冷却水を換えないといけませんねぇ。
前回換えたのは確か3年以上前でしょうか?
いい加減換えましょう…。
と言う事で、今回もホームセンターで400円位の
原液のまま使えるクーラントを使います(レーシーな赤色ですよ)。
廃液を受ける容器は手ごろなモノが無かったので、ペットボトルを切って使いましょうかねぇ。
まずは、ウォーターポンプのガードを外しますよ。
手頃な紙で周りを汚さない様に養生します。
そうしたら、ドレンボルトを外しますが、このパッキンを無くさない様にしないといけません。
車体側にへばりついているのに気づかずに冷却水を排出してしまうと、
廃液受けの中に落としてしまい、後で探す羽目になりますよ。
まだこの時点では冷却水はポタポタと滴り落ちる位でしょう?
次にラジエターキャップを開けますが、ロックボルトがありますので、先に緩めましょう。
まだ、キャップは少し緩めるくらいで外してはいけませんよ。
慎重にキャップを開きましょう。
ちょっと空気が入る位だと下の画像の様な感じで冷却水が出てきますが…
完全に外すとこうなりますよ。
ドレンの前で作業していたら大変なことになりますねぇ。
大き目の受けを用意していただくか、容器を手に持って受けた方が安心ですよ。
ある程度出たら、車体を軽く斜めにして、ドレンをなるべく下に向けましょう。
少量ですが残りが出てきますよ。
このペットボトルは2リットルなので、抜けた量は見た感じ700ml弱ってとこでしょうかね?
前回交換したときは、ラジエーターホースを新品に交換したので、
もっと量が多かったんですが、これだと500mlは車体に残っているという事ですか…。
まぁ、半分以上は確実に出ているので、次回交換時期を早めればいいでしょうかね。
新品が半分以上余ってるし…。
しかし、青汁みたいなキレイな緑色ですよね…。
ちゃんとしたボトルに入れ替えて冷蔵庫に入れておきましょうか?
(因みに甘いらしいですよ…)
ドレンボルトをパッキンを忘れずに締めたら、冷却水を入れましょう。
注ぎ口まで入れたら、車体を垂直にしたり軽く揺すったりすると、
ゴボゴボと空気が出てきて液面が下がるので、また冷却水を注ぎ足します。
後はエンジンを掛けてアイドリングさせれば冷却水が回って気泡が出てきまよ。
気泡が出無くなるまでアイドリングさせ、冷却水を注ぎ足しましょう。
水温が上がると、リザーバータンクいや、オーバーフロータンクって言うんですかね?
ここに膨張した冷却水が少し溢れてくるので、そしたら終了ですね。
こちらの方はあまり循環が良くないのか、
元の冷却水の緑色と新しい液の赤色が混ざって変な色になっていますね。
しばらく乗れば、完全に循環して赤色になるでしょうかね。
まぁ元の緑の液が完全に抜け切れていないので、こんな色のままかもしれませんが…。