ボロボロのハンドルを補修してみた
せっかくの土日休みなのに、台風でどこも行けないので、以前よりやりたかった革ステアリングの補修をやってみようかなと…。
先代のクルマの時に中古で購入してからすでに十数年使用しているこのハンドル…。
買い換えてもいいですけど愛着があるので、ここは試しに補修してみますか。
右手握り側。皮が破れ中身が剥き出しです。
毎日運転していて違和感が…。特に湿気が多い日はふにゃふにゃになってポロポロ剥がれてきますよ。
他の部分もひび割れが酷い。
一応これでもナルディですよ。
刻印が誰かが掘った感バリバリですが…。
今回使うのはコレ。
コロンブスのアドベースとアドカラー。
とりあえず2本ずつ買っておきました。
早速、表皮が剥がれている部分を思いっきりカット。
後は240番のペーパーで全体的に表面をならしておきます。
アドベースを全体に塗り塗り。
軟膏を塗り込むように指で塗りました。ハケやヘラで仕上げをした方が絶対に良いですよ(私は指だけで終了しました 笑)。
続いて翌日。
乾燥まで時間をとりましたが、どうもベタベタ感があり、まだ乾燥が足りないのかなと思うほどですが、構わずペーパーで研いでいきますよ。
消しゴムのカスみたいな研ぎカスが出てきます。
所々ひび割れがありますね 汗
後はアルコールで脱脂して…。
ん、アルコール使うと表面が余計ベタつくような…?
アルコールはオススメできませんね。
次にアドカラーを塗っていきます。
絵の具みたいな感じで、今度はハケでちゃんと塗っていきます。
何度か塗り重ねて乾燥したら、600番のペーパーで磨きました。
ここでまたアルコールで脱脂したら今度は色が落ちて下地が出た部分が…!
仕方無いので落ちた部分をもう一度塗って、レザー用のワックスを軽くティッシュに付けて拭いたら、またまた色が…涙
相性が有るのか、あまり余計な事はしない方が良さそうですね。
最後にスポーク部分をメタルクリーナーで磨いたら完成。
初めてアドベースとアドカラーを使ってみたんですが、ボディの塗装と同じで下地作りが一番のキモですね。
それとアルコールとかの薬品系は基本ダメみたいです。
今回は初めてだったんで微妙な出来栄えですが、コツはつかんだので次回はもっと上手くいけると思いますね。
何より運転の時に一番多く触れるし目立つ場所だけに、ボロボロだとテンション下がりますからねぇ。
やらないよりマシでしょう。