スポーツスターのヒールプレートを自作してみた XL1200S
今日は仕事が休みなんですが、寒くて何処か行く気分でもないので、前日に続きまた嫁のスポーツスターのパーツを作ってみましたよ。
スポーツスターの弱点と言うか、変な乗車ポジションを強いられると言うか、まぁ要は左右の足の置き場が左右対称になっていないというのがありますよね。
左足のカカトは邪魔なダービーカバーの出っ張りでガッチリホールド出来ますが、右足のカカトはなんかこうしっくりこないと言うか…。どこにもホールドできるところはありません。
嫁も以前乗った時に、右足の置き場が迷子っぽいことを言っていた様な気がするので、また勝手な事しやがってと怒られても、言い訳できますね?
今回の廃材。コの字断面の鉄板。
これを、切って、曲げて、延ばして…と。
ウチの万力が壊れたので、曲げたり延ばしたりはペンチで人力です。なので多少歪んでますが、気にしない様にお願いしますよ。いいかげん万力買わないと…。
うーん、ちょっと長いかな?
今回は失敗の無いようにちゃんと現物合わせしてと…。
取り付けは定番のリアブレーキマスター部。
リザーバーの点検窓も見える様に穴を空けましたが…中身はなんも見えませんよ。
今度蓋開けて点検しないと。
曲げ加工のために裏側に軽く溝を掘っているんですが、曲げた後は振動で折れない様に、補強の為の溶接をしてます。
表面に溶接跡がありますが磨いて塗装すれば大丈夫でしょう。下手な溶接でちょっと穴空いてますがね、面倒だからこのままいきますよ。
取り付け部分の周りがシルバーなので、同化して目立たない様に、今回はシルバーのスプレーで塗りましょうかね。
下地が悪いためプラサフでも吹こうと思ったんですが、探しても見つからないので、もういいや…。
…で、シルバーで塗ったんですが、気温が低くて乾きが遅く、不意に触って落として、ひっくり返して…で小汚くなりましたよ。
どうせ靴底で塗装剥げるからいいです…涙
ステップを折りたたんでも、なるべく干渉しない様に。
カカトが当たる部分はいくつか穴を空けて、パンチングメッシュ風にしても良かったかもですね。
もちろん面倒なことはしませんよ。
上から見たらこんな感じです。
あともう少し張り出しても良かったかな。
インプレですが、今日は雪も降ったりと寒いのであまり走れてませんが、お馴染みのテストコースでは、そこまで体感ならず?
でも、確実にホールド性は上がったと思いますよ。迷子感は無くなったから、それだけでも十分いいです。
あと副産物として、右足カカトのポジションが適正化された為か、ブレーキが踏みやすくなったような気がします。
今までは下手したら、ブレーキペダルの取り付け軸の上に足を乗っけて、ペダルのステーを踏んだりしてそうですもんね。
先日のニーグリップバーと今回のヒールプレートで、スポーツスターの乗車ポジションはそこそこ改善されたのではないでしょうか?
まだ嫁は乗っていないので、なんて仰るか分かりませんが、少しでも乗りやすくなればいいかなと。