アルトワークス HB21S改 スロットルポジションセンサー交換
先日の仕事帰りの事、いつも通りエンジン掛けて発進した直後…、
ガタガタッ…ブルル…ブルン…ボボボ…
となって、エンジン止まりそうになった通勤号ワークス。
その後も家にたどり着くまでストール気味の症状は何回か出ました。
まぁ、エンストする事は無かったのですが、精神衛生上良くないですよね。
2ヶ月位前からこの様な症状が出たり出なかったりで、渋滞のストップ&ゴーや車庫入れなどアクセルをちょっとだけ踏んだり、微妙にオンオフした時に出やすいみたいで、走行中は問題ないです。
そんなに頻発するわけではなく放っておいてたんですが、さすがに今回はマズイみたいですな。
取り合えず、家に帰ってからダイアグ診断してみると、
コード21 スロットルセンサの電圧が異常に高いとき
…とのこと。
薄々はスロットルポジションセンサーが怪しいとは思っていたので、ひとまず安心ですかね?
では、スロットルポジションセンサーの端子2~3の電圧をテスターで計ってみましょうか。
※キーONですが、エンジンは掛けておりません。
最初は、基準値のスロットル全閉時0.5VになっているんでOK、
次にスロットルを手で動かすと正常に反応するんですが、10回に1度位の確率で数値が踊りだすんですよね。何回か動かしてると直るんですが…。
スロットル全閉なのにこの数値…。
スロットルポジションセンサーを外して見たら、赤○のスロットル軸と接触する部分が磨耗して削れている以外は、特に目視では異常は分かりませんね。
どうしようもないので新品を知人のディーラーマンから買いました。
新品のセンサーとの比較。左が新品。
ロットナンバーが違うだけで製品番号(?)は同じですね。
裏側のスロットル軸と連動して動く部分の、動きの方は新品の方が若干スムーズです。
センサーを取り替えて、角度調整の為にもう一度テスターで電圧を計ります(全閉時0.5Vに合わせるため)。
何度かスロットルを捻りましたが正常に動いておりますね。
一応、全開時の数値も前のセンサーの正常時と同じになりました。
その後、通勤で乗ってみましたが、ストール気味の症状は無くなりましたよ。
フィーリングの方は、低回転域でのレスポンスが少しスムーズになったような気がしますね。それと、ブーストの掛かりが良くなった様な…。
スロットルポジションの信号がブーストに関係しているのかは分かりませんが、低回転のレスポンスが良くなってブーストの掛かりが良くなったのかもしれません。
しかし、もうすぐ走行距離が18万㎞になろうとしているのに、恐らくは一度も無交換のこのパーツ。よくもった方だと思います。これを機に色々なパーツが壊れていくかもしれませんね。予防整備をしなくては…。
それとなぜか、ネット情報や某ショッピングサイトでは、このパーツは1万円以上の値段だったんですが、5800円(税抜)で手に入りましたよ。ディーラーマンの方にも何度か確認してもらいましたが大丈夫でした。私の勘違いだったのかなぁ…。